4歳半頃から遅ればせながら「母国語方式」的に親子英語をスタートした我が家。
でも、あーちゃんは英語をどんどん吸収し始めた当初からも
「日本語だときっとこんな感じ」と本人が思っていることを
表現(つまり、「和訳」のようなこと)をしていました。
分からない英語の日本語の意味を確認したい、
というのではなく、英語で理解したことを母国語の日本語でも言い表したい…
という気持ちに突き動かされて?!(笑)といった感じでしょうか。
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例えば…
「英語であそぼ」のEricさんのCDにある
"My Dog"という歌を聴きながら…(リンク先で視聴できます)
My dog is a good dog♪
あーちゃん:「『ぼくの犬はやさしいよ』って歌ってるね」
へー、あーちゃんにはそんな風に英語の言葉のイメージが入ってるんだ。
と、えらく感動したものでした(笑)。単に親ばかですが。
今思い出しても、なかなかいい味出してますよね。
良い犬= お行儀が良いもあるし、なついてくれてる、可愛いなど色々な「良い」がある。
子ども目線でいうと、「おりこうさんなんだよ」「やさしいんだよ」 という感じなんでしょうね。
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次は、いきなり最近の例に飛びますが、
アメリカの義妹からクリスマスプレゼントにFrozen(a.k.aアナ雪)のおしゃべりオラフ人形をもらったときの話。
オラフの胸の黒いボタンを押したり、ニンジンのお鼻を引っ張ったりすると
5-6種類ぐらいのセリフを話してくれます。
↓※左の大きい方が目立っているけれど(汗)
これはママ友の力作バルーンアートで
右側がおしゃべりオラフ。
オラフ人形を持ったままボタンを押さずに、
"Hi I'm Olaf! I love warm hugs!"のところを
「僕オラフ!あったかいハグが好きなの!僕を抱きしめて〜♪」という具合に
なりきり調で日本語だけで6種類全部のセリフを口にしていました。
結構意訳もあったりしたけど、なかなか雰囲気が出てる♪
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そして、今度は「本」の場合。
幼稚園時代のお友達と遠出した帰り道
退屈していたあーちゃんに何か持っていないの?と聞かれ
Captain Underpantsの1巻しかなかったとき。
「あーこれ知ってる!パンツマンだよね!面白いのよね~」というママ友さんの声で
一緒にいた男の子達が「みたーい!」となりました。
そうしたらあーちゃん、混雑している電車の中で男の子3人を前に
立ちっぱなしの姿勢で1ページ目から順にすべての文字情報を日本語にしながら
途中駅で別れるまで20分以上も読み聞かせしてしまいました。
まだ自力読みは厳しいこの本。
けれど、ママの読み聞かせで聞いた内容を
脚注の補足情報まで漏れなく自分の言葉で訳していたことにビックリ!
ここまで自分のものにしていると分かったのがとても嬉しかったママでした。
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そして、最後はつい先ほどの話。
三連休にすごく久しぶりに見たSofia the Firstの34話。
寝るときに、あーちゃんの夢は気象予報士なんだよね、という話題になったとき
「ねぇママ、夢は自分との約束なんだってね」とあーちゃん。
わお、それ、どこで聞いたの???
「え?一昨日観たSofia the Firstだよ。ほら、Inventionが得意なお姉さんが出てたでしょ。
1回失敗しちゃって本当はInventorになりたいのに諦められなくて悲しそうにしてたとき、
Sofiaが『夢は自分との約束』って言ったんだよ~」※
※後で確認しなおしたら、歌で歌ってたね、ということでした(汗)
確かに。
その流れで、他のセリフについても
「リスが、ネジを見つけたときに、『どんぐりだと思って拾っちゃった』 って言っていたよ」
あ、そうそうなんだかそんな場面があったね!
「えーと、本当はリスはしゃべれないから手で色々説明するんだけど
それを見てSofiaが"So, you picked up the screw because you thought it was an A-corn?"って
確認してたんだよ~」
と、隣で家事しながらちゃんと見て無かったママの理解を正してくれました。
これまでは冒頭にも書いた母国語方式にのっとって
「英語の本や映像についてのお話は英語で」 を意識してきた我が家ですが…
英語に慣れるという段階はとっくに卒業しているので
今度は、「英語ではこうだったけど、日本語だとこんな感じ?」という
雰囲気重視の日英変換を意識してあーちゃんと語り合うのも
とってもアリなんじゃないかと思うようになりました。
なんというか、より理解力・思考力がついた頭で
より表現力が増した日本語で
英語をとらえなおすことになるのがいいなと思っています。
今日も長い記事を最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
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