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2016年8月17日水曜日

ルノアール展に行ってきました&ママは勝手に英語で補足説明?!

英語のお友だち仲間と一緒に
ルノアール展に出かけてきました。

事前に混雑予想はチェックしてから行ったものの…
最終日も近いからか、かなりの混雑で入場まで30分待ち。

当然ながら、中も人人人を搔き分けて絵を見るような混み具合(>_<)

でも…入口で借りたイヤホンガイドと
こちらの子ども向けの分かりやすいガイドブックを手に回ると
子ども達、予想以上に説明に聞き入りながら絵を見て歩けました。














自分達だけで大人の間をかいくぐって絵の前に行ってみたり
音声ガイドの番号ボタンを同時に押すためにReady, Set, Go!と毎回号令をかけたり(笑)
説明は日本語なのに、英語でおしゃべりしながら楽しそうでした。

ルノアールの人物画に風景画、裸婦、子どもの絵などテーマを分けて
なかなか分かりやすい構成になっておりました。

同時代のモネやドガ、ルノアールに影響を受けた後のゴッホの絵の変化やピカソの絵も並べてあり
ルノアールの画風のみならず、印象派前後の画家達の絵を!立体的に鑑賞することができたので、
私も大満足☆ そして…

あーちゃんとお友だちが楽しそうに説明を聞いている隙間に
Look at these ladies who are dancing!
That lady is from a country and is a bit chubby (笑) but the other lady is from the city and looks cool. Can you notice the difference?...とか
英語で動画を観ているときのように勝手にツッコミや感想を入れてみました。

ルノアールが描いた三男の絵の説明を聞いた後は…
Did you hear that? His third son in this picture was born when Renoir was 60 years old!! Sounds like a grandfather , not father!

と驚いて見せると
Oh almost like my mom's father? とお友だちが答えたり。
(あーちゃんの場合はもっと年が上ですが…(^^;)

英語だけで遊んでいるお友だちとなら、
こんな風に英語で感想を言い合いながら回れるもんだなぁと
面白い美術鑑賞となりました。


****

今回、ルノアール展に行くことになったので、
事前にこんな本を図書館で借りてあーちゃんと眺めてみました。
本に登場する有名な絵が沢山展示されていたので
これがなかなか良かったようです。



こちらのページには著名画家の年表も載っていて





















「ママが生まれた後もシャガールは生きていたじゃない!98歳なんてすごいね!
ピカソも92歳だったし、そういえば、葛飾北斎も長生きしたよね」
長寿だった人たちばかりじゃありませんが(^^;、生きた年数がやたら気になるあーちゃんです。


そしてもう1冊。



こちらは絵本というか図解本で、一気に最後まで読んでました。
「美術館の監視のしくみってすごいんだねぇ…」と関心しきり。

「ルノワール展の後も、確かにチェックしているスタッフの人の数もかなりいたね」
と納得がいった様子でした。

***
そして、帰宅した後は英語の解説動画もチェック!

子ども向けの著名画家の解説動画は、ゴッホやピカソについては
もっと分かり易いものがあるのですが
ルノアールで見つけたのは少しだけ難易度が上がるこちら。
でも、スピードはゆっくりで聞きやすい。

説明の内容は会場の年表に書いてあったものと同じなので
本当は良い復習になるのだけれど、
子ども達は年表には目もくれず通り過ぎていったのでした(笑)
まぁ、子どもはそんなものです(^^)





出口ではお約束のスタンプを紙に押してみると…
英語で何やら書いてあることに気づいて読み上げる子ども達。

The National Art Center, Tokyo

国立新美術館の英語名も覚えたかな~?(笑)



***

西欧の歴史的な画家に触れるときは、
画家の名前と代表的な作品名、地名、
「印象派」「キュビズム」などの関連用語に
英語(フランス人の場合は名前のフランス語、またはイタリア語、スペイン語)での
読み方で触れておくのはとても大事かな、と個人的な経験から思います。


「るのわーる」、「ごっほ」と発音しても…日本人以外の英語話者には伝わりませんよね(^^;
(ラテン系の「ぴかそ」「れおなるどだびんち」は大丈夫かもしれませんが…)

好きな洋楽のグループ名、歌のタイトル、映画のタイトルと同じですね。

***

最後に、ミュージアムショップで買ったお土産の話も。

ルノワール展の関連グッズコーナーでは
あーちゃんは、一番気にいった絵は無かったのだけれど
2番目に良かったというセーヌ川と森の風景画の絵葉書を選びました。

人物画より、光をキラキラ浴びる木の様子が気にいったみたいです。

そして、地下のモダンアートなミュージアムショップ「スーベニアショップ」では
ママがこちらを衝動買い☆












英語の葛飾北斎ぬりえブック~。
Amazon comにリンクありました。

北斎の絵の一部が白く色抜きされていて
自分の好きな色が塗れるというもの。

説明の英語も分かりやすくて楽しい。

北斎の画風や色彩を真似てみてもいいし、
自分の好きな色を楽しんでもよし!

最後には、白抜きされていた絵が実際はどんな色だったのか
一覧表で確認ができます。

実はあーちゃん、春休みにピカソや北斎の絵を真似して描いてみたことがあったので…























ぬりえをとっても楽しみにしている様子。

ちなみに、↑の北斎の「神奈川沖浪裏」を真似てみたときは
富士山が船の上に乗ってている絵になっていて、
構図が大胆すぎっ!(笑)でした。

****

国立新美術館の次の展示は…
なんと「ダリ展」です!

こちらも大混雑覚悟で、また出かけたいです。

***

今日も長い記事を最後まで読んで下さり
ありがとうございました。

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4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私もルノワール展を見てきましたので、興味を持って読ませていただきました。ルノワールの最高傑作と言われる『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場』には人々の生きる喜びがあふれていて大変感動しました。『ピアノを弾く少女たち』『浴女たち』などルノワール絵画を代表する傑作を間近で見られて大変うれしかったです。ルノワールの絵画にこめられた生きる喜びを感じられて、私も元気をもらいました。

    今回のルノワール展からルノワールの絵画の魅力となぜルノワールの絵画が見る人を魅了するのかと、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌとの芸術の本質的の違いを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。


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    1. ☆dezireさま☆
      初めまして。コメントありがとうございました。お返事が遅れてすみません。子どもの英語主体の拙い記録をアートの造詣が深い方に読んでいただいたとは、大変恐縮です。おっしゃる通り「ムーラン・ド・ギャレットの舞踏場」の実物を間近に見られたのは本当に感動的でした。実は私も美術は大好きで学生の頃はルーブルやポンピドゥ他ヨーロッパの美術館巡りをし、シャガールやピカソなどの絵を見て回ったことがありました。dezireさまのサイトの様々な考察、とても興味深いですので、じっくり拝見させていただきますね。

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  2. やっぱり東京はいい企画展が多くていいですねー。有名どころが多くて、素人の私でも分かるという意味でいい企画展なんですけど。。(^^ゞ
    美術館に行く前後にちゃんと本やネットで予習・復習されてるのがさすがです。私もそういうトコ意識して働きかけるようにしなきゃっ!と、コメントするばかりで何もやってない!とのツッコミはご勘弁を、。m(_ _)m

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  3. ☆ものぐさハハさんへ☆
    そうなんですよね。東京は常にたいそうな企画展をあちこちでやっていますね。ありがたいことです。本当は子どもと一緒に出掛けるだけでなく自分1人で、または大人だけで思う存分鑑賞したいのですが、せっかく出かけるなら子どもにも見せたい!という気持ちの方が勝って、子どもの集中力が切れたところでガマンして帰る…ということもよくあります。でも、春のエジプト展でも思いましたが、娘も成長していて一応最後までは見てくれるようになりました。

    予習・復習は私も子どもも夏休みで時間があったから出来たという感じですね~。自分に時間がもっとあっても毎日宿題に追われる子どもは余裕が無いし、なんだか平日はこんな時間を過ごす余裕が本当にないんだよな~とつくづく思ったのでありました。

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