造幣局の見学に娘の小学校の代休を利用して出かけて来ました。
↓の写真にちょっと写っていますが、
造幣局のことを英語でMintと言います。
ハーブのミントみたいですが…
造幣する=mint、語源はMoneyと同じ仲間のようです。
予約の電話を入れたときは午前の部は満杯で
13:30からの午後の部に。
料金は無料で、時間と場所が書かれたハガキが事前に届きます。
平日でも混んでいるのかしら?と思っていたら…
参加者はなんと、小学生兄弟の親子1組と我が家(ママ&あーちゃん)の2組だけ(笑)
造幣局の敷地内に、博物館の建物と工場の建物があり
両方を1時間半ちょっとかけて回ります。
<博物館>
一般的な博物館のように自分たちだけで回るのかと思っていたら、
イントロのDVDを見た後は
アラフィフな感じの(失礼)女性職員の方が
つきっきりで案内してくれました。
まるで歩くお抱えイヤフォンガイドさん!
(蛇足ですが、上半身だけこんな感じの作業服みたいな制服がちょっと残念でビックリW)
博物館の展示の説明も、工場の説明も
実は、造幣局のHPに、読んだらわざわざ行く必要ないかも?(笑)
というぐらい詳しく網羅されています。
でも、実際、この文章を自分で全て読みませんよね~。
ここに来たら職員さんがすべて解説してくれます。
まさにとってもトリビアな日本の貨幣の歴史の世界。
造幣局誕生の歴史、
貨幣の材料、作り方、偽造防止技術、記念貨幣、
勲章やオリンピックメダルの作り方…etc.
武田信玄が用いた貨幣は4進法だとか
第二次大戦中、貨幣の材料が無くなり瀬戸物の土で作ったとか
オリンピックの金メダルは金が6g入っていればOKとか…
もう書ききれないぐらいぐらいトリビア満載。
当然ながら小1のあーちゃんが理解できない歴史の話多し。
ママの補足説明が逐一必要でした。
秀吉って、お父ちゃんがこの間TVで見ていたドラマでやっていたね、
東京オリンピックって、これはママが生まれる前のなんだけどね…
(皇族の)女の人しかつけない勲章はリボンとお花が入っているね…
博物館の案内が終わる頃には私も喉がカラカラ(笑)
あーちゃんは長い説明に途中で飽きつつも
所々にある、子どもが楽しめる展示で
他の小学生と一緒に思い切り楽しんでおりました。
自分が持ってきたコインが健康かどうかを調べ「診断書」を出してくれる機械に
コイン入り袋を持ち上げようコーナー
千両箱を持ってみようコーナー(20kg以上ある)
そして、金塊と銀塊に触ろうコーナー
勲章と工場だけ撮影禁止でした。
<工場見学>
プルーフ硬貨という、鏡のように磨かれた
1円玉~500円玉を洗浄→刻印→箱詰めする工程を
こちらも同じ職員さんの詳しい説明を聞きながら見学。
双眼鏡を持って行ったのが大正解。
少し遠くにいる職員さんの手元がよく見え
「あ!500って書いてある!」と娘も大喜び♪
こちらは、まったく退屈することなく
6歳の娘にもストンと理解できたと思われます。
博物館は、日本の歴史を少し勉強した小学校高学年以上だと
とても楽しめるんじゃないかと思います。
帰りに立ち寄った、ミント・ショップという記念貨幣を売るお店、
お金のデザインをした瓦せんべいを売る売店は
いずれも昭和の香漂う古い作りでした。
最初にもらったクリアフォルダには、こんなに資料がたくさん!
(コインの診断書と娘がお小遣いで買った記念コインは別)
見て聞いてきたことが全部書いてあるパンフレットにプリント。
しつこいくらい?!情報満載だった造幣局でした。
夏休みは、事前予約が要らない
親子向け教室があるようです。
興味ある方はお出かけしてみてはいかがでしょうか?
情報といえば、HPのキッズコーナーも、これでもか?というぐらい豊富なコンテンツ。
でも…需要はどれだけあるのかなぁ。
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さて、まだ歴史もよく知らない6歳児を連れて回った造幣局。
あーちゃんの心にはどんなところが響いたのでしょう?
夜、帰宅したお父ちゃんに「造幣局どうだった?」と聞かれ
開口一番話したことは…
「えっとね、お金を入れる機械があってー。
赤と黄色と緑のボタンがあるの…(中略)
お金が元気かどうか、重さが減っていいないかを調べてくれてー
「しんだんしょ」をくれるんだよー」
やっぱりというか、お楽しみのコーナーについて詳細に説明してる(笑)
でも、英語スクールの宿題のJournalを書かせてみると…
一応、絵はちゃんと博物館と工場に分かれていて
全体像がなんとなくまとまってる!(笑)
内容はスペースの関係もあって、ほんの一言。
スクールでは、毎週生徒同士の日記を披露しあい、
先生が発話を引き出す質問をして、
どこで何をしてどう思ったか…と話させるのです。
この日記に書いた内容をあーちゃんが
彼女なりの理解で、彼女なりの英語で説明します。
これが実はとてもいい会話練習になっているので
娘が今度のレッスンで先生とお友達にどう説明するのか楽しみです。
そして、お迎えに行ったときに「この間、○○に行ったんだってね?」と
ネイティブの先生が聞いてくるので、
娘が何をどう話していたのか、先生を通して確認することができます。
体験したことを、それについて知らない相手に自分の言葉で分かりやすく説明する。
日本語でもまだなかなか難しいことだけれど、
つたないなりにも娘がそれを英語で説明するいい材料がまた1つ提供できたかな、と思います。
今度ネイティブの先生に聞かれたら、興味あるかわからないけれど
造幣局のHPの英語ページのことも、一応教えてみよう。
これがまた、翻訳料沢山払ったんだろうなぁというぐらいの情報量。
またしても、ニーズはどれぐらいあるかな?(爆)
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最近の取り組みについては、また次回にします。
今日も長い記事を最後まで読んで下さり
ありがとうございます。
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